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免疫力とは

免疫力・低下していませんか?


残暑がきびしいですね。夏バテなどはなさっていませんか?夏バテはしていないけど、何だか体がだるくて…
というあなた。じつはそのだるさは、免疫力の低下が大きく関係しているんですよ。

他にも最近、こういったような症状はありませんか?

〜免疫力が落ちているとこんな症状がおきやすくなります〜
 ・ いつも疲れていて、なんとなくだるい
    (免疫細胞の応援に栄養素がまわされてしまい、本来なら疲労回復に
使われるべき栄養素が足りなくなるため、だるさが続きます。)
 ・ 風邪をひきやすく、長引かせることが多い
    (風邪のウイルスが入ってきやすく、退治にも時間がかかり回復がおくれます。)
 ・ 結膜炎やものもらいがよくできる
    からだの免疫細胞が異常を起こして起こるアレルギー症状によって、目の粘膜に炎症が起きたり(結膜炎)
    まぶたの粘膜のちからが落ちて、菌を外におし出すことができずに発症(ものもらい)します。
 ・ おなかをこわしやすい
    食べ物についている菌が、口や食道、胃などの粘膜で充分に殺菌されることができず、
腸内に炎症をおこすことでおなかをこわします。
 ・ のどが腫れやすい
口や鼻から入り込もうとする菌を止めるための場所はのどのリンパ節です。
免疫力が低下すると菌に突破されやすく、炎症を起こします。
 ・ ニキビや吹き出物、肌荒れに悩まされる
    皮ふの免疫力が低下すると、空気中を浮かんでいる病原体によって肌が刺激され、
炎症が起こって、肌荒れなどをおこします。


◆免疫って何??

免疫とは私たちの体が持っている自然治癒力のことで、病原菌などの敵から自分のからだを守るしくみのことです。

からだじゅうの免疫細胞はさまざまなところで連携して、敵とたたかっています。ひとつでも働きが弱まったり、反対に過剰になったりすると、免疫同士がうまくはたらかないばかりか、免疫力全体にダメージを与えてしまいます。免疫がバランスよく機能していることが大切です。


◆免疫は、からだのどこでどうやって働くの??

@皮ふ
皮ふは、私たちのからだをおおってウイルスなどをはね返しています。体毛が異物を押し戻したり、皮脂や、汗が細胞と細胞のすきまをふさいで異物の侵入をブロックするなど、皮ふの表面にたくさんのしかけがあります。皮ふのいちばん外側の角質とよばれる細胞は約4週間で「あか」としてはがれ落ちて、新しい細胞と交換されます。
乾燥して皮ふが乾くと角質がはがれやすくなり、バリア機能が低下しておでき、いぼ、にきびなどができやすく、からだの全体的な免疫力も落ちてしまいます。

A粘膜
 口やのど、目、鼻の中、気管、肺、胃、腸、尿道、膣など、からだの重要なポイントをカバーしている粘膜も免疫の一種です。粘膜は粘液と言う強力な武器を使って、病原菌をからだの中へ入れないようにします。
口の中では唾液が、胃の中では胃液が、腸の中では胆汁が、それぞれの場所ではたらいています。腸管や気管などでは、細かい毛で異物を外に追い出すなど、独特の工夫をしています。
粘膜も皮ふと同じで乾燥すると免疫力はとたんに落ちてしまいます。風邪やインフルエンザにかかったり、口内炎や膀胱炎、中耳炎、扁桃炎、ものもらい、結膜炎などのトラブルが起こります。

B血管・リンパ節で
皮ふと粘膜を突破して体内に入ってきた病原体を攻撃するのは免疫細胞です。免疫細胞は白血球の中のマクロファージ、顆粒球、リンパ球の3つの部隊からできています。この免疫細胞たちは、からだのいろいろな部分にあるリンパ節に集まって血液に乗って全身を移動しています。マクロファージは侵入してきた病原体をパクパク食べて処理、顆粒球は活性酸素で敵を攻撃、リンパ球は特定の病原菌や細胞に対して攻撃をしかけます。がん細胞を退治することで有名なNK細胞もリンパ球の仲間です。

からだの中の免疫細胞の数はおよそ2兆個といわれ、脳細胞 約1000億個、肝細胞 約2500億個と比較すると、その数はとても多く、怪我や病気をしたときなどは、必要に応じてさらに増産されます。

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小さな生活習慣で免疫力をあげよう!

◆お散歩をしよう
運動をして汗をながすと、からだのなかの有害物質を出したり、免疫細胞が活発になり免疫のちからが高まります。運動のあとは高まった免疫のちからはいったん元に戻ります。毎日の少しずつの運動を続けることでからだのもとの免疫のレベルを上げることができます。まずは、一日20分をすこし早足であるくお散歩から始めてみましょう。

◆免疫力アップの入浴方法
42℃以上の熱いお湯につかるとからだのなかの水分が失われて血液もドロドロに、血圧も上昇してしまいます。
すこしぬるめのお湯38〜40℃くらいのお湯にゆったりつかってリラックスをすることで免疫力が高まります。

◆深呼吸をしよう
気持ちが焦っていたり、ストレスを感じていると、呼吸が自然と浅くなっています。ゆっくりと深く息を吸い込んで吐き出すことでリラックスをして全身の血の流れが良くなることで免疫の細胞が元気にはたらきます。

◆エアコンを切ろう
わたしたちのからだは、暑いときには汗をかいたり寒いときには血管を収縮させたり、といった体温を一定に保とうとします。エアコンに頼りすぎると、体温調節がうまくいかず、免疫細胞のはたらくちからも落ちてしまいます。たまにはエアコンを切って体温の調節をしてあげるようにしましょう。

◆抗菌グッズにたよりすぎない
からだの免疫は何度も敵とたたかってさまざまな病気の抗体を作っていきます。過剰な抗菌を続けていると、免疫システムがスムーズに可動しなくなり、抗体もできづらくなります。

◆食事で免疫力をあげる方法

温かいものを食べて、体を温める
からだの免疫の細胞は37℃くらいのやや高めの体温で元気にはたらいてくれます。体温が1℃上がると免疫のちからは6倍にもなり、0.5℃下がる、35%も下がるという報告もあります。体を冷やさないように注意することが大切です。

よくかんで唾液をだそう

ものをよくかむと出てくる唾液には、抗菌・殺菌作用があります。パロチンという免疫力を高めるホルモンも分泌されます。よくかむことで、胃や腸のはたらきも活発になり、栄養が吸収されやすくなり、免疫のちからを高めることにつながります。食材を大きめに切って、薄味にするとかむ回数が自然と増えてきます。

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